大逆転 巨人8-7ヤクルト

試合情報

5月3日 東京ドームでのヤクルト3連戦の2戦目は巨人が8-7で最大6点差を逆転し、勝利しました。勝ち投手は大江投手セーブは大勢投手で4セーブ目 これで27試合で12勝15敗 4位のヤクルトと0.5ゲーム差としました。

試合分析

それでは今日の試合のポイントを振り返ってみます。

1 2回の3失点 巨人先発の髙橋優貴投手は2回に3失点を喫します。先頭に四球を出し、ヒットを重ねられる前回登板と同じパターンでの失点に、原監督もたまらず2回途中で投手交代。変わった堀岡投手も次の3回に追加点を許しヤクルトに試合の主導権を握られます。髙橋投手は2軍での再調整が必要でしょう。毎回序盤のイニングで崩れるピッチングでは、ローテーションで投げていくのは難しいですね。

2 4回裏の岡本選手のスリーラン 4回表に山田選手のホームランで6点目を取られたジャイアンツ。敗色濃厚の雰囲気が漂う中、流れを変えたのは頼れる4番でした。今シーズンはなかなかチャンスでホームランが出ていない中、ここでのスリーラン。ここでのホームランがなければ今日は間違いなく負けていたと思います。それくらい大きな大きなホームランでした。

3 ブリンソン選手の8回のスリーラン やはり今日の主役はブリンソン選手。4打数4安打の締めは豪快な逆転スリーラン。これで試合を一気にひっくり返しました。表に1点を追加され2点差とされた中での一撃は効果的な素晴らしい一発でしたね。昨日は攻守で足を引っ張った印象のブリンソン選手ですが、今日も走塁でのミスがありながら2ホーマー5打点。4月のDeNA戦のように急に活躍するので、首脳陣も起用の見極めが難しい選手ですね。ただ走塁ミスの方は見過ごせません、僅差のゲームではああいったミスは勝敗に直結するので、今のうちに無くしていってほしいところです。

試合総評

 序盤から失点を重ねた投手陣でしたが、効果的な場面でホームランが飛び出しルーズベルトゲームを制しました。6点差を逆転しての勝利は大きな一勝でしょう。ただ序盤から失点を重ねた投手陣は反省材料ですね。5月に入って2試合連続で7失点を喫していますので、早急に立て直しが必要でしょう。ただ今日のヤクルトの先発マスクは中村捕手ではなく内山捕手でした。これが中村捕手だったらどういった結果になったかも少し気になりましたね。何はともあれ序盤の負けゲームを逆転しての勝利、明日以降の勢いに繋げてほしいですね。

明日の試合展望

 明日の試合はデーゲームで行われる3連戦最終日。先発は山﨑伊織投手とピーターズ投手です。山﨑投手は前回の阪神戦で不甲斐ないピッチングでしたので、雪辱に燃えるマウンド。もちろん好投を期待したいところですが、両チームの打線の調子は上向き。0で抑えるのは難しいでしょう。今日のように先制点を与えず、相手に主導権を握らせないピッチングを期待したいです。ヤクルトの先発ピーターズ投手はジャイアンツ戦初登板。ピッチングスタッツを見る限り、2試合11.1イニングで奪三振が5と打たせて取るタイプの投手でしょうか。ただ与四球が0ですので、ストライクを取るのに苦しむタイプではなさそうです。甘い球は逃さず積極的に狙っていってほしいですね。

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