山﨑投手とカスティーヨ投手の先発で始まった今日の試合。序盤から巨人が主導権を握る展開。9回に1点差にされますが、なんとか守り切り3-2で巨人が勝利しました。勝ち投手は山﨑投手で4勝目、大勢投手は11セーブ目をあげました。それでは試合を振りかえってみましょう。
試合分析
1 初回の攻撃 初回に巨人は岡本選手のタイムリーで先制します。昨日と一昨日は先制点をロッテに許し、序盤は主導権を握られての戦いでしたが、今日は岡本選手が大事な場面でしっかり結果を残し、主導権を握れました。3回にもソロホームランを放ち、今日チームの全打点を叩き出しました。2試合連発と量産体制に入りましたので、このままホームラン王へ突っ走ってほしいです。
2 山﨑投手粘りの投球7回1失点 今日の山﨑投手は、2回と7回以外得点圏に走者を進められる苦しいピッチング。4四球と制球にも苦しんだ印象ですが、ロッテ打線にも助けられながら要所を締めるピッチング。7回まで投げ切ることができました。昨日今日と先発投手が長いイニングを投げることで、中継ぎ陣も休まりますし、安定した試合運びができますね。ナイスピッチングでした。少しづつ防御率も良くなってきて、3点台に突入しました。この調子で前回のDeNA戦のような、不安定なピッチングを無くしてくれればいうことなしです。
3 中継ぎ陣 今日は8回中川投手9回大勢投手の継投で、点差を守り切り勝利しました。中盤から終盤にかけて打線がかなりチャンスを作りましたが、追加点をあげることのできない嫌な展開。ですが中川投手が8回をしっかり3人で締めてくれたことで、ロッテの流れを止めて大勢投手にバトンを渡したのが大きかったと思います。大勢投手もほぼ完璧な投球でしたが、梶谷選手のほぼエラーとも言えるような不運なスリーベースから1点こそ失いましたが、試合は締めてくれました。これからの試合でこんな感じで勝ちパターンを作っていけたらいいですね。
試合総評
今日は先発がしっかり試合を作りなんとかそれを守り切る展開に。中盤終盤のチャンスで1点でも取れていれば、もう少し楽な展開になったとは思いますが、そこはロッテの中継ぎ陣にいい投球をされてしまいました。こういった接戦をしっかりものにできると、チームとしても乗っていけると思いますので、明日からの日ハム戦に勢いを持って向かいたいですね。岡本選手は今年は本当に頼りになりますね。守備のポジションも様々任せられながらも結果を残す姿は、キャプテンとして素晴らしい限りです。WBCでの経験も生きている気がします。
明日の試合
2日は東京ドームに帰って、パリーグ4位の日本ハム戦を迎えます。特に今年のドラフトで加入した加藤選手が注目でしょうか。31日のヤクルト戦では2本のホームランを放って勢いに乗っているでしょうし、データも揃ってないと思うので、慎重な投球が必要でしょう。横川投手にはいつものように丁寧に低めと緩急を使ったピッチングで、日本ハム打線をしっかり抑えて欲しいです。