巨人5-4ヤクルト

 今日は山﨑伊織投手と市川投手の先発で始まった今日の試合。5-0から追い上げられる展開になりましたが、5-4で巨人が勝ちました。山﨑投手は3勝目。大勢投手が7セーブ目を挙げました。これで38試合18勝20敗で0.5ゲーム差だったヤクルトと入れ替わり、4位に浮上しました。

試合分析

それでは試合を細かく見ていきます。

1 山﨑投手の好投 今日は先発の山﨑伊織投手が、ヤクルト打線を7回117球5安打1失点に抑えました。初回こそ二死2.3塁のピンチを背負いますが、ここを切り抜けた後は、7回に1点を失うまで得点圏にすら走者を許さないピッチング。先頭打者の出塁は一度もなかったので、やはり失点せずに抑えることができますね。これで阪神戦以降は3試合連続でQS以上、今日はHQSとなりました。今シーズンは戸郷投手も失点を重ねるケースが増えてきているので、山﨑投手の最近の投球は戸郷投手以上の安定感を感じます。これがドラフト時に巨人が山﨑投手に期待していた本来の姿でしょうか。この調子で戸郷投手に次ぐ、先発ローテーションの柱に成長していってほしいです。

2 今日も好調な打線 打線は5回までに6安打で5点を挙げました。昨日とは打って変わって理想的な攻撃を展開しました。初回に1.2番の連打で先制、秋広選手の3ランで追加点、岡本選手のタイムリーでダメ押し。6回以降の攻撃には課題が残りますが、吉川選手と丸選手の復調によりどんどんつながる打線になってきています。そして今日も活躍の秋広選手、徐々に打線の中でも欠かせないくらいの存在感を発揮しています。これから体が大きくなってくると、今日のようにホームランも増えてくるでしょう。一時的なブレイクすらも超えて、レギュラーへ定着しつつあります。

3 中継ぎ投手陣 今日は8回から継投に移りましたが、2番手は久々登板の中川投手。5点リードの8回という楽な展開ではありましたが、塩見選手にホームランと山田選手にタイムリー(梶谷選手のエラーつき)で1アウトしか取れずに降板となりました。久々の登板で神宮球場、投手不利の球場ということを考えても少し厳しい復帰登板となりましたね。ボール自体はストレートの球速は150キロ近くを計測していまたが、塩見選手にはスライダーをホームランに。山田選手にはストレートを右中間に打たれてしまいました。コースが甘かったのが気になりましたので、次回登板までに修正できるかが重要になってくると思います。その後を受けた三上投手はナイス火消しでした。門脇選手もナイスプレー、あの守備だけでも起用したくなりますね。

試合総評

 今日の試合も序盤からリードを奪い主導権を握りながらの試合となりましたが、終盤点差を詰められるいつもの展開。1点差にまで迫られましたがなんとか勝利しました。中川投手のピッチングもまだまだ不安定そうなので、簡単に8回を任せられる感じではなさそう。試行錯誤の投手起用が続きそうですね。対して打線は好調、このまま投手陣をどんどん打って投手を楽に投げさせてほしいです。今日の勝利で借金完済まで2というところまで来ました。明日の試合が終われば交流戦まで後8試合、5割に戻して交流戦を迎えたいところです。

明日の試合展望

明日の予告先発は横川投手対サイスニード投手。横川投手は前回広島戦でも6回1失点と好調ですので、明日もしっかり試合を作ってほしいところ。相手のサイスニード投手に対しては前回の対戦では4回で4得点を奪っていますので、明日も先制して主導権を握りたいところですね。

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