悔しい敗戦 巨人3-2阪神

 今日はグリフィン投手と大竹投手の先発。素晴らしい投手戦になりましたが、7回にグリフィン投手がつかまり、9回にブリンソン選手のツーランホームランが飛び出しますが、時すでに遅し。3-2で阪神に敗れました。これで46試合23勝23敗で今日勝った広島と入れ替わり4位となりました。それでは試合を見ていきます。

試合分析

1 1回の攻防 初回巨人は大竹投手に対して、吉川選手と秋広選手のヒットで1.2塁のチャンスを作りましたが、岡本選手と大城選手が倒れてチャンスを逃しました。この後7回までろくに得点圏にも走者を送れなかったので、ここで得点できていればまた違った展開になっていたと思います。チャンスは少ないことはわかっていましたので、なんとか得点して欲しかったですね。その裏グリフィン投手も満塁のピンチを迎えますが、連続三振で凌ぎました。ここから今日の投手戦が始まります。

2 7回の攻防 7回巨人の攻撃は先頭の大城選手がヒットで出塁。ここで早めに代走の切り札増田選手を、大城選手に変えて代走に送ります。しかしここで長野選手が併殺打、先頭打者の出塁という大きなチャンスをあっさり手放してしまいます。ここはもったいなかったですね。次のブリンソン選手がヒットを放ちましたので、バントしていればという場面にも映りました。そしてその裏、チャンスの後にピンチあり。二つの四球の後に近本選手にタイムリーを浴びます。グリフィン投手は粘っていましたが、四球がもったいなかった印象。ただ素晴らしい投球を披露してくれました。次回こそは勝ちをつけてあげたいところですね。

3 9回の攻撃 9回に一矢を報いるブリンソン選手のツーランホームランが生まれます。明日以降につながるホームランになると信じたいところですね。結果的には後続が倒れ、敗戦となってしまいました。

試合総評

 結果的に2試合連続で1点差ゲームを落とす展開になりました。やはり阪神の投手陣は素晴らしく、なかなかチャンスを作れない、得点できない試合となっていますね。対して阪神の攻撃陣は、じわじわ四球などで繋いで繋いでチャンスをなんとかものにしてくる印象。去年と比べて格段にいやらしい打線に仕上がっています。首位を独走しているのも頷けます。巨人打線も参考にできる部分が多いと思います。2戦とも1点差ですが、点差以上にチームとして力負けしている印象ですね。なんとか交流戦明けにはこのチームと互角の試合ができるようなチームへと成長していって欲しいです。

明日の試合分析

日曜日の試合は松井投手🆚才木投手、今日の左腕対決と変わって若い右腕2人の対決になります。松井投手は前回プロ初登板で5回無失点の好投。才木投手も広島戦で7回途中を1失点に抑えています。上り調子の2人の投球に注目です。ただ連敗中の巨人としては、これ以上首位の阪神に対してゲーム差をつけられたくないところ。優勝に向けても大きな意味を持つ試合にもなりかねません。3連敗と1勝2敗では訳が違います。しっかり交流戦前最終戦で阪神に対して勝利できれば、交流戦も勢いに乗って試合に入っていけることでしょう。松井投手にとっても巨人にとっても、重要な先発マウンドになると思います。才木投手に対しては、四球も少ない投手ではないので、しっかり打ち急ぐことなくつなぎの姿勢で立ち向かっていって欲しいですね。打線の早めの援護に期待したいです。

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