巨人1-2中日

 今日はグリフィン投手と松葉投手の投げ合いになりましたが、昨日同様8回に中継ぎが打たれて1-2で逆転負けとなりました。これで30試合13勝17敗 なかなか勝率5割が遠いですね

試合分析

では今日の試合を分析していきたいと思います

1 好投グリフィン投手 5月に入って投壊が続いているジャイアンツですが、今日はグリフィン投手が先発としての役目を果たし、7回1失点と好投しました。1つだけ注文を入れるとすれば、6回の失点は2アウト走者なしからの失点でしたので、そこは勿体無い部分だったかなと思います。昨日の横川投手もですが試合自体は負けてしまいましたが、先発が長いイニングを投げてくれることで中継ぎ陣の負担も減りますので、先発投手にはこの調子で長いイニングを投げる投球を期待したいです。

2 繋がりを欠く打線 以前のカードのヤクルト戦では活発だった打線が、中日との2試合大人しいです。連打を重ねるような打線ではないのでホームラン頼りになりがちですが、バンテリンドームではなかなかホームランを連発というのは難しいでしょう。そんな打線で気になるのが今日は四球を1つも選べていない点です。もちろん中日投手陣のピッチングが良かったというのもあるとは思いますが、6安打無四球では得点を挙げるのは難しいですね。8回は先頭の秋広選手がヒットで出塁したにも関わらず、次の中山選手がバント失敗、グリフィン投手の代打吉川選手がヒットも、結局8回は点を取れない。とチグハグな攻撃を象徴する場面でした。こういった1点を確実に取れる野球をしないと、上位進出は難しいですね。

3 魔の8回 昨日同様、今日も8回に勝ち越し点を許す展開となりました。昨日の投球で今まで8回を任せていた田中千晴投手が、2軍降格となりました。今日は三上投手が登板しましたが抑えることはできませんでした。9球粘ってヒットを放った福永選手はもちろん見事でしたが、ここは踏ん張って欲しかったところ。逆に巨人打線に必要なバッティングの姿勢を見せつけられました。やはり8回を固定できないところが接戦になるとウィークポイントとしてはっきり見えてきますね。去年からなかなか固定できない8回の投手、誰がハマるのか一刻も早く見つける必要があります。候補としては直江投手を8回に回すか、高梨鍵谷投手のベテランに任せるか、2軍で実戦復帰を果たした中川投手がハマればベストでしょうが、怪我がちということもありなかなかアテにはできません。まだまだ巨人ファンが安心して8回を見れる日は遠いかもしれませんね。

試合総評

 バンテリンではなかなか思うように得点ができていませんね。こういった投手優位のスタジアムでの戦い方は、交流戦でも大事になってくると思いますのでなんとか形を作りたいですね。最下位の中日に対しても今日の敗戦で負け越しが2になりました。なかなか順位が上がってこないのは、最下位の中日に負け越している唯一の球団ということも理由として挙げられます。中日戦を比較的得意としていた菅野投手あたりの復帰にも期待したいところです。

明日の試合展望

 明日は赤星投手と髙橋宏斗投手の先発が予定されています。今シーズン3試合の登板でうち2試合が中日戦の赤星投手ですが対中日戦の防御率は6.00と厳しい数字。前回の中日戦では初回に4点を取られる苦しいピッチング、その二の舞だけは避けたいところ。やはり大事になるのは先制点ですので、味方が点を取るまでは絶対点を与えない投球を期待したいですね。対する中日の先発髙橋宏斗投手ですが、今シーズンは昨年ほどの安定感は見られない印象。四死球も多く付け入る隙はありますので、そこにヒットを絡ませながらプレッシャーを与えていきたいですね。できるだけ球数を投げさせ早い回での降板を狙うのもありでしょう。前回対戦時タイムリーを放った中山礼都選手との元チームメイト対決も注目ですね。

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