巨人6-3ヤクルト

 横川投手とサイスニード投手の先発で始まった今日の試合。先制点こそ許しましたが、6-3で巨人が勝利しました。同一カード3連勝は今シーズン初。横川投手が3勝目を挙げました。これで39試合19勝20敗 4位の広島とは1ゲーム差に迫りました。

試合分析

それでは試合を分析していきます

1 横川投手6回1失点 今日の横川投手は3回に内山選手にソロホームランこそ浴びましたが、ほとんど得点圏に走者を許さず、最小失点でマウンドを降りました。今日も緩急をうまく使いながら、持ち味の打たせて取るピッチングでヤクルト打線を抑え込みました。登板を重ねるにつれて安定感も出てきましたね。このままローテーションの一角として定着していってほしいところです。

2 5回の攻撃 2回は無死3塁から1点も取れなかった打線、4回まで無得点に抑えられこのままずるずるいきそうな展開の中、門脇選手のヒットに始まり同点に追いついた後坂本選手に3ランホームランが飛び出しました。展開的にかなり大きなホームランとなりました。これで巨人に試合の主導権を持ってくることができましたね。

3 大勢投手のいない中継ぎ陣 今日の試合で登板すると3連投になってしまう大勢投手が、今日の試合はベンチから外れていました。789回と昨日一昨日の試合では失点を重ねていましたので、5点のリードがあったとはいえ不安な展開ではありましたが、今日はなんとか9回の2失点で抑えました。2番手の菊地投手は高めの球が目立ったのと、先頭への四球は修正してほしいところ。9回最初にマウンドに上がった高梨投手も、今シーズンよく見る不安定な投球でした。今日のような余裕のある展開で中継ぎ陣も調子を上げていってほしいですね。

試合総評

 攻撃陣は5回に逆転してから、主導権を握り6回に中押し8回にダメ押しと理想的な攻撃。楽な展開でしたが、簡単には終わらない神宮でのヤクルト戦。9回に3点差に迫られましたが、なんとか逃げ切ることができました。先発投手の安定感と打線の得点力は、間違いなく上がってきていますので後は中継ぎが整備されると上位争いができるでしょう。トレードで加入してきます鈴木投手に期待するところは大きいですね。今日は門脇選手が2安打を放ちました。打率は.184とまだまだ低いですが.250くらいまで上げてきてくれると、あの守備ならばレギュラー定着もあるかもしれませんね。期待してみていきたいです。


 明日はお休みで、土曜日から借金完済をかけた中日戦となります。バンテリンドームで3タテされた借りを必ず返してほしいところですね。

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