29日 グリフィン投手とコルニエル投手の投げ合いで始まった今日の試合。９回裏中田選手のサヨナラツーランで巨人が勝ちました。今日の勝利で24試合11勝13敗 7連敗のヤクルトと入れ替わって、4位浮上となりました。
試合分析
1 グリフィン投手と中継ぎ陣の踏ん張り 今日はグリフィン投手が初回から捉えられ、前回同様苦しいピッチングになりました。ただ前回登板と違い、なんとか最小失点で踏ん張ったことで試合を壊さず中継ぎ投手に繋ぐことができました。その後を受けた鍵谷投手高梨投手田中豊樹投手大江投手が、高梨投手こそ失点をしたものの、ヒットを打たれながらも広島打線を抑えチームの反撃を待ちました。
2 ７回の秋広選手のソロホームラン ７回表に1点を取られ点差を2点に広げられましたが、その裏に秋広選手のプロ初ホームランが飛び出します。この1点が非常に大きかったですね。巨人の８回９回の攻撃に希望を与える一打になりました。
3 ９回中田選手のサヨナラツーラン さすが中田選手といった最高のホームランでしたね。その前の粘っての岡本選手の四球も大きかったです。おそらくフォーク一本絞って狙っていたのでしょうが、甘く入ってきた球をものの見事にスタンド上段まで運びました。
試合総評
結果としてはサヨナラ勝ちで素晴らしい勝利になりました。ただ細かく攻撃を見ていくと５回裏の無死1.2塁のチャンスをあっさり逃したり、８回無死1塁の場面の中山選手のバント失敗だったり、まだまだ雑な攻撃が見受けられたので、この辺りはしっかり修正していってほしいですね。ただ勝ちパターンの投手が登板しなかった中で、５回以降1失点で抑えた中継ぎ陣は素晴らしかったですね。この調子で、負けている時の中継ぎ投手が失点しないことで、逆転勝ちの試合が増えてくると思いますし、順位も上がってくると思います。ただ高梨投手の状態は気になるところですね。左打者からも打たれていますし、四死球も多くまだまだ本来の投球にはほど遠い気がします。
明日の試合展望
30日の先発はビーディ投手とアンダーソン投手の投げ合い。二日連続で外国人投手対決になりますね。ビーディ投手はまだ来日初勝利をあげれていません。今回こそ勝利を挙げられるか、今までの投球から考えても、なんとか試合は作ってくれそうなので打線の援護が鍵になりそうですね。対するアンダーソン投手は昨年巨人戦に先発して７回1安打に抑えています。巨人打線のリベンジなるか注目ですね、打線の中では特に好調秋広選手に注目したいです。
