5月4日 山﨑伊織投手とピーターズ投手の投げ合いで始まったこの試合、両チームに3本ずつのホームランが飛び出る空中戦となりましたが、丸選手のサヨナラホームランで巨人が連日のルーズベルトゲームを制しました。勝ち投手は大勢投手 これで巨人は28試合13勝15敗でヤクルトと入れ替わり4位浮上となりました。
試合分析
では試合を3つのポイントに分けてみていきたいと思います
1 山﨑伊織投手6回2失点 本日の先発山﨑投手はピンチを作りながらも、粘投 6回までに7安打を浴びながらも、2失点でまとめました。山﨑投手のおかげで6回までは主導権を握って試合を進めることができました。最近先発投手が6回持たずに降板する試合が6試合続いていた巨人ですが、今日の山﨑投手はしっかり先発の役割を果たしました。これで先発ローテーションにも踏みとどまった形になるでしょう、次回以降の登板も安定した投球を期待したいですね。
2 5回の2者連発 2点のリードを許した中迎えた5回裏の攻撃。村上選手のエラーで出たランナーを1塁に置いて、坂本選手のツーランホームランが飛び出しました。そして次の岡本選手が2者連続弾、試合をひっくり返すことに成功します。エラーでもらったチャンスをしっかり生かすお手本のような展開、そして4番の一発。打つべき2人が打って試合の主導権を握ります。
3 7回裏の勝ち越し 7回表に4点を取られ追いつかれた巨人でしたが、その裏先頭のオコエ選手が死球丸選手の三振を挟んでブリンソン選手が9球粘って四球をもぎ取ります。実はこの四球、ブリンソン選手の今シーズン2個目の四球でした(1個目は今日の第一打席の敬遠気味の四球)なので実質1個目の四球。この繋ぎの意識が代打大城選手のタイムリーを生み出したと思います。こういった繋ぎの姿勢がチーム全体に浸透してくると、今以上に手強い巨人打線が完成するのではないかと思い注目点に挙げてみました。
試合総評
昨年もですがヤクルトとの試合は中盤リードしても、終盤に追いつかれたり追い越されたりとすんなり勝てない印象ですね。ただ今年は競り合いの中でもなんとか逆転までは許さずに、最後は勝利できる展開が増えつつありますね。投手陣の炎上具合はもちろん気になりますが、去年のように打線が無抵抗で反撃できない展開はあまりないので、投手陣も思い切って勝負に行ける部分は出てくると思います。相乗効果で投手陣の調子も上がってくればいいですね。ただ今日の試合、序盤に2塁打を打った際足を痛めた様子の中田選手の状態が気になりますね。ここまでチーム最多の7本塁打を放ち、打率も3割に乗ったところですので、軽傷であることを祈ります。
明日の試合展望
明日は名古屋で中日との試合となります。先発は横川投手対小笠原投手 今シーズン安定した投球を続けている小笠原投手に対して、好調の巨人打線がどう立ち向かうか。横川投手は今シーズン初めての中日戦の投球となります。大量の援護点は期待薄ですので先制点を与えないピッチングを期待したいです。