完敗 巨人0ー15阪神

今日の試合は山﨑伊織投手と伊藤将司投手の先発で始まりましたが、0-15で阪神が勝ちました。伊藤投手が今シーズン初登板初完封。今カードは1勝1敗となりました。今日の敗戦で22試合9勝13敗で変わらず5位となりました。では試合を3つのポイントに分けて分析してみます。

試合分析

1 初回の8球での三者凡退 巨人の初回の攻撃はオコエ選手が2球でライトフライ 吉川選手が4球でセカンドゴロ ブリンソン選手が2球でライトフライであっさり三者凡退となりました。苦手な伊藤投手ということで、打線として甘い球を積極的に狙っていったのでしょうが、難しいコースにも簡単に手を出しあっさり単調な攻撃に映りました。伊藤投手は今シーズン初登板でしたので、もう少しじっくり攻撃を展開しても良かったのではないかと思いました。そのまま2回も簡単に抑えられ、流れを持っていかれました。

2 2回の2失点 阪神は昨日のスタメンからキャッチャーを坂本捕手へ、ライトを井上選手に変えてきましたが、その二人が大暴れしました。2回もその二人の活躍で2点を取りました。岡田監督の采配が的中しましたね。勢いのまま阪神は19安打15点を挙げました。巨人は伊藤投手が相手ということで、この2点ですらかなり重い失点となりました。

3 3回の6失点 阪神打線が連打で得点を重ねることとなった3回。この6点で試合は決まってしまいました。2日続けて集中打を浴びましたので、少し大城選手のリードが気になりましたね。打たれ始めるとそれを止めることができないのは、リードを読まれている可能性もあるのかなと思いました。まあ8回も6点取られましたので、ただ今日は阪神が良かったとも言えるかもしれませんが。早めにキャッチャーを交代して、山瀬選手の出番を確保できたのは良かったですね。

試合総評

今日の試合はシーズンに何度かはあるボコボコに打たれ、打線は手も足も出ない日だったと切り替えるしかないでしょう。ただ伊藤投手に対して無抵抗で2安打に抑えられた打線は問題ですし、これからシーズンが進むにつれて対戦も増えることが予想されるにもかかわらず、何一つ突破口を見つけられないのは大きな問題でしょう。個人的に気になったのは左投手だからという理由だとは思うのですが、秋広選手に変わってウォーカー選手が先発だった点ですね。今年の原監督は重度の左右病を発症中ですが、実は伊藤投手の昨年の被打率は、右打者の.222に対し左打者は.256と左打者の方に打たれています。ですのでそのまま秋広選手を使ってみて欲しかったですね。まあ2安打じゃ勝てないので、逆に明日以降に切り替えやすい敗戦にはなるかと思います。

明日の試合展望

明日からは4月13日以来二週間ぶりの東京ドームで、広島との3連戦になります。巨人は髙橋優貴投手 広島は遠藤投手の先発が予告されています。注目はやはり今シーズン初登板になります高橋投手でしょうか。肘の手術から9ヶ月ぶりの復帰戦となります。ファームでは16回と1/3イニングを投げ防御率が4.41と心許ない数字が並びますが、どこまで状態を上げられているのか注目ですね。対する遠藤投手ですが、こちらも昨年巨人戦に5試合登板して4敗で25回と2/3を投げ防御率も5.96と心許ない数字。昨年は丸選手と吉川選手が遠藤投手に対しては4割を超えるアベレージを残しており、注目したいですね。両投手の出来次第では序盤から撃ち合いになる展開も予想されますね。

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