28日 髙橋投手と遠藤投手の投げ合いで始まった今日の試合、5-4で巨人が勝ちました。坂本選手に2本のホームランが生まれ、丸選手にもタイムリーが生まれました。今日の勝利で23試合10勝13敗と10勝に到達、4位ヤクルトとのゲーム差を0.5と縮めました。では今日の試合を振り返って見ます。
試合分析
1 髙橋投手の不安定な投球 今シーズン初登板となりました髙橋優貴投手でしたが、3イニングで5安打2四球2失点 毎回走者を背負う厳しい投球になりました。良くも悪くも相変わらずの髙橋投手という感じで、3回で降板となりました。正直4回登板していればもっと点数を取られた可能性は高かったと思いますので、妥当な交代だと思います。変わってマウンドに上がった、横川投手がしっかり抑えることで流れを巨人に傾けて4回の逆転に繋げることができました。
2 坂本選手のスリーラン 今日のヒーローはもちろん坂本選手でしょう。得意なはずの遠藤投手を打ちあぐねていた打線でしたので、とても大きな3点となりました。今シーズンは打撃の面で苦しんでいましたが、一つ上昇のきっかけになるようなホームランだったと思います。8回のホームランも大きな大きな追加点になりました。
3 中盤終盤の中押しダメ押し点 今日の試合は9回に大勢投手が2点を取られてしまい、1点差で勝利しました。やはり大勢投手とはいえ毎試合無失点で抑えるのは難しいので、今日の試合のように中押しダメおしができていると、勝利の確率が上がってきますね。結果論にはなりますが丸選手のタイムリーと坂本選手のホームランは大きかったですね。
試合総評
個人的に髙橋投手はもう一回ファームで調整した方がいいかなと思います。球も高いしスクリューもあまりコントロールが定まらない、悪い時の髙橋投手でしたね。横川投手がしっかり3イニング抑えましたし、もう一度先発での登板機会を与えるべきでしょう。打線の中ではオコエ選手の調子が下がってきたのが気になりますね。レギュラー定着のための試練の時期かもしれません。直江投手と田中千晴投手は素晴らしいですね。二人とも登板を重ねるたびに成長し、ランナーを出しても落ち着いていて打てるものなら打ってみろと言わんばかりの投げっぷりです。7.8回にバタバタしないのが少しずつチームの調子が上がってきた要因の1つでしょう。この調子で田中投手には新人王も狙ってほしいですね。
明日の試合展望
明日の試合はグリフィン投手とコルニエル投手の外国人対決です。グリフィン投手は前回の広島戦では6失点を喫していますので、リベンジのマウンドになります。コルニエル投手に関しては先発での対戦がほぼないので、巨人打線がどういった形で攻略していくのか注目ですね。広島打線ではデビッドソン選手には気をつけたいところ。今日の試合でもホームランを放っていますし、前回もグリフィン投手からホームランを放っていますので慎重なピッチングが必要ですね。