今日は育成から支配下に登録され、プロ初登板初先発に挑む松井颯投手と髙橋宏斗投手の先発でした。実績から考えると難しい試合が予想されましたが、松井投手の堂々たる投球もあり巨人が5-2で勝利しました。松井投手が球団史上初の育成新人プロ初登板初勝利。大勢投手が8セーブ目を挙げました。これで41試合21勝20敗 広島と入れ替わり３位浮上となりました。
試合分析
1 松井投手プロ初登板で5回無失点 初登板ということで緊張もあったかと思いますが、素晴らしいピッチングでした。150キロ近いストレートを中心に、スライダーとスプリットを織り交ぜながら中日打線を封じ込めました。セットポジションでの投球に少し難があるようですが、これからどんどん修正していってほしいですね。今日に関しては勝利投手にもなりましたし、100点の投球だったと言ってもいいでしょう。相手の投手が好投手の髙橋投手だったことを鑑みても、先に点数を与えない理想の投球でした。次回以降の投球にも期待したいです。
2 好調維持の攻撃陣 前回の対戦では7回1失点に抑えられた髙橋投手に対して、今日は打順の巡りもありましたが、4回で降板させることができました。ウォーカー選手のホームランも素晴らしかったですし、4回の追加点も2アウトからのタイムリーと、いい点の取り方でした。7回の岡本選手の2ランホームランも、不安のある中継ぎ陣に余裕を与える非常に効果的な一発でしたね。1点でもほしいという場面で、きっちり点数を取ることができる打線になってきていますので、どんどん頼れる打線になってきたという感じがしますね。これで中田選手も戻ってくることを考えると末恐ろしい打線です。
3 6回の2失点 6回は松井投手の後を受けた大江投手から、バトンを受けた三上投手が細川選手に2ランを被弾してしまいます。その後2死からヒットと死球で満塁のピンチを迎えますが、なんとか三上投手が踏ん張ってくれました。同点を許さなかったことが大きかったですね。松井投手の勝ち投手の権利も消滅しなくてよかったです。78回の中川投手と鈴木投手も先頭こそ出塁を許しましたが、後を許さず無失点。この調子で中継ぎ陣も整備が進んでいけば、優勝も見えてきますね。
試合総評
今日の試合は昨日借金完済した中で、貯金1に持っていけるか、また借金生活に戻るか、大きな分岐点になる試合だと思って見ていました。相手は髙橋投手が先発で巨人はプロ初登板の松井投手が先発。難しい試合になると思いましたが、打線がしっかり松井投手を援護。それにしっかり松井投手が答えてくれました。展開的にも強いチームの野球ができつつあります。この形を維持しながら、明後日以降の交流戦前最後の6連戦、DeNAと阪神とのAクラス対決に臨んでいきたいです。
